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【松戸市施工事例】築20年スレート屋根と外壁の同時塗装|費用と工程を公開

【松戸市施工事例】築20年スレート屋根と外壁の同時塗装|費用と工程を公開

「外壁と屋根を一緒に塗装すると、実際にいくらかかるのか」「工事は何日くらいで、どんな順番で進むのか」。見積もりを取る前に、具体的な事例を知っておきたいという方は多いのではないでしょうか。

この記事では、松戸市内の築20年・2階建て住宅をモデルケースとして、窯業系サイディングの外壁とスレート屋根を同時に塗装した場合の費用内訳と、約2週間の工程を公開します。なお、ここでご紹介するのは実際の工事内容をもとに整理した一般的なモデルケースであり、金額や日数はあくまで目安です。

建物の概要とご相談のきっかけ

今回のモデルケースは、松戸市内の K様邸。築20年、2階建て、延床面積約30坪の木造住宅です。外壁は窯業系サイディング、屋根は化粧スレート(いわゆるコロニアル)で、新築以来、一度も塗装をしていない状態でした。

ご相談のきっかけは、「外壁を触ると白い粉がつく」「屋根の色あせが気になる」というものでした。近所で同じ時期に建った家が次々と塗り替えを始めたことで、「うちもそろそろでは」と感じられたそうです。築20年で一度も塗装をしていない住宅は、外壁と屋根の両方に劣化が出ていることがほとんどで、同時に塗装することで足場を1回で済ませられるため、費用面でも効率的です。

項目内容
所在地千葉県松戸市内
築年数築20年(塗装歴なし)
構造・規模木造2階建て・延床約30坪
外壁材窯業系サイディング(塗装面積 約150平方メートル)
屋根材化粧スレート(屋根面積 約70平方メートル)
工事内容外壁シリコン塗装+シーリング打ち替え、屋根 棟板金交換+シリコン塗装、付帯部塗装
工期約2週間(14日間)

現地調査で分かった劣化の状況

現地調査では、外壁・屋根・付帯部を順に確認しました。外壁は全面にチョーキング(手に白い粉がつく現象)が見られ、日当たりの良い南面では塗膜の防水性がほぼ失われている状態でした。北面にはコケの発生があり、サイディングの目地のシーリングは全体的に硬くなってひび割れ、サッシまわりでは一部に剥離も確認されました。

屋根は、ドローンと高所カメラで撮影したところ、全面に色あせとコケが見られ、棟板金(屋根の頂上部を覆う金属板)を留めている釘が浮いていました。棟板金の浮きは強風時に飛散する原因になるため、塗装の前に交換することをご提案しました。幸い、スレート自体の割れやズレは少なく、部分的な補修で対応できる状態でした。

付帯部では、雨樋の色あせ、破風板の塗膜剥がれ、軒天の一部にシミが見られました。軒天のシミは雨漏りのサインであることもありますが、今回は棟板金の隙間から風雨が入り込んだことによるものと判断し、棟板金の交換で対応することにしました。

塗装前の色あせた外壁とコケの生えたスレート屋根(ビフォー)
施工前:外壁のチョーキングと、屋根の色あせ・コケが目立つ状態(イメージ)。

ご提案した工事内容と塗料の選び方

K様は「次の塗り替えまで10年以上は持たせたい」「予算は150万円台に収めたい」というご希望でした。そこで、耐用年数の目安が10〜15年とされるシリコン塗料を外壁・屋根ともにご提案しました。フッ素塗料や無機塗料であればさらに長持ちしますが、費用が上がるため、今回はコストと耐久性のバランスを重視した選択です。

外壁は、シーリングを既存のものをすべて撤去してから新しく充填する「打ち替え」とし、その上から塗装することでシーリングの保護も兼ねる工法にしました。屋根は、棟板金を新しいものに交換したうえで、スレートの重なり部分に「タスペーサー」という部材を入れて雨水の逃げ道を確保し、シリコン塗料で3回塗りを行う内容です。

付帯部(雨樋・破風板・軒天・水切りなど)は、外壁と同じタイミングで塗装すると全体の仕上がりが整い、足場を有効に使えます。今回もすべての付帯部を塗装範囲に含めました。

費用の内訳を公開

今回のモデルケースの総額は、税込でおよそ156万円でした。同じ規模・同じ内容の工事であれば、建物の形状や劣化の程度、塗料のグレードによって、おおむね150〜170万円程度の幅に収まることが多いと考えてください。内訳は次のとおりです。

費用内訳(モデルケース・税込 約156万円) 足場設置 約20万円 高圧洗浄 約4万円 シーリング打ち替え 約15万円 外壁塗装(シリコン) 約65万円 屋根塗装+棟板金交換 約30万円 付帯部塗装 約12万円 諸経費 約10万円 ※建物の形状・劣化状況・塗料グレードにより 150〜170万円程度の幅があります

図:外壁・屋根同時塗装の費用内訳(モデルケースの目安)

最も大きな割合を占めるのが外壁塗装で、全体の4割ほどです。次いで屋根塗装、足場と続きます。足場は約20万円と決して安くありませんが、外壁と屋根を別々に塗装すると足場を2回組むことになるため、同時施工でおよそ20万円前後の節約になった計算です。

諸経費には、養生、廃材処分、駐車場代、近隣への挨拶などの費用が含まれています。見積書で「一式」とまとめられがちな項目ですが、内容を説明できる業者であれば安心です。

14日間の工程表

工事は秋に行い、天候にも恵まれて予定どおり14日間で完工しました。実際には、塗料の乾燥時間を確保するために作業を行わない日や、雨で作業を見送る日が入ることもあるため、工期は15〜18日程度まで延びる可能性を見込んで計画しています。

日程作業内容補足
1日目足場設置・飛散防止シート張り近隣へのご挨拶は着工前に実施
2日目高圧洗浄(屋根・外壁・付帯部)コケ・汚れ・チョーキングの粉を除去
3日目乾燥日洗浄後の水分をしっかり乾かす
4日目棟板金交換・屋根の下地補修浮いた棟板金を撤去し新しい板金に交換
5日目シーリング撤去・打ち替え目地・サッシまわりをすべて打ち替え
6日目養生・外壁の下地補修窓・設備を養生し、細かなひびを補修
7日目屋根 下塗り・タスペーサー設置スレートの吸い込みを止める下塗り
8日目外壁 下塗り密着性を高める下塗り材を全面に
9日目屋根 中塗り/外壁 中塗りシリコン塗料1回目
10日目屋根 上塗り/外壁 上塗りシリコン塗料2回目で仕上げ
11日目付帯部塗装(雨樋・破風板・軒天など)ケレン後に2回塗り
12日目付帯部塗装(続き)・養生撤去塗り残し・はみ出しの手直し
13日目完了検査・施主様立ち会い確認写真と照らし合わせて確認
14日目足場解体・清掃・引き渡し周辺の清掃と保証書のお渡し

ポイントは、屋根と外壁の工程を交互に進めることで、乾燥時間を無駄なく使っている点です。屋根の下塗りが乾く間に外壁の下塗りを行う、というように、職人の手が止まらないよう工程を組むことで、品質を落とさずに2週間に収めています。

工事中に気をつけたこと

K様邸は隣家との距離が近い住宅地にあったため、高圧洗浄の際の水はねや、塗料のにおい・飛散への配慮を特に意識しました。着工前には両隣と向かい、裏手のお宅へご挨拶に伺い、洗浄や塗装の日程をお伝えしています。松戸市内は住宅が密集した地域が多いため、こうした近隣対応は工事の一部と考えています。

また、屋根の棟板金交換では、既存の板金を外した際に下地の貫板(ぬきいた)が湿気で傷んでいるのが分かりました。あらかじめ「下地の状態によっては貫板の交換が必要になる可能性がある」とお伝えしていたため、当日の写真をお見せしたうえで、腐りにくい樹脂製の貫板に交換しました。この追加費用は数万円程度で、見積もり時点の予備費の範囲内に収まっています。

色決めでは、外壁は既存のベージュに近い明るい色、屋根は濃いグレーをお選びいただきました。日当たりによる見え方の違いを確認していただくため、色見本を実際の外壁に当てて屋外で確認する時間を設けています。

完工後の仕上がりとお客様の声

完工後、外壁はチョーキングがなくなり、ツヤのある明るいベージュに生まれ変わりました。屋根は色あせていたスレートが濃いグレーに整い、交換した棟板金もしっかりと固定されています。付帯部も同時に塗装したことで、家全体に統一感が出ました。

K様からは、「屋根は自分で見られないので、写真で工程ごとに説明してもらえて安心だった」「同時に塗ったことで足場代が1回分で済んだのが分かりやすかった」とのお言葉をいただいています。工事中は毎日の作業内容を写真とともにご報告し、完了検査では施工前後の写真を並べて確認していただきました。

塗装後の明るいベージュの外壁と濃いグレーの屋根(アフター)
施工後:外壁は明るいベージュ、屋根は濃いグレーに塗り替え、棟板金も新しく交換(イメージ)。
塗装後のスレート屋根
棟板金を交換し、タスペーサーを入れてから3回塗りで仕上げた屋根(イメージ)。

この事例から分かる3つのポイント

今回のモデルケースから、同じような築年数・条件の住宅で参考になるポイントを3つにまとめます。

  • 築15〜20年で未塗装なら、外壁と屋根の同時施工が合理的。足場を1回にまとめることで、別々に工事するより20万円前後の節約が期待できます。
  • 屋根は「塗装だけ」で済まないことがある。棟板金の浮きや貫板の傷みは塗装では直せません。塗装前に交換・補修を行うことで、塗膜の寿命まで安心して過ごせます。
  • 費用内訳と工程が明確な見積もりを選ぶ。「一式」ではなく、足場・洗浄・シーリング・外壁・屋根・付帯部・諸経費が分かれた見積書なら、工事内容と金額の対応が確認できます。

ポイント

今回のシリコン塗装の耐用年数の目安は10〜15年です。次回の塗り替え時期を保証書とあわせて記録しておくと、長期的なメンテナンス計画が立てやすくなります。

松戸市で外壁・屋根の同時塗装をお考えの方へ

築20年・延床約30坪の住宅で、窯業系サイディングの外壁とスレート屋根を同時に塗装した場合、シリコン塗料で総額150〜170万円程度、工期は約2週間が目安です。棟板金の交換やシーリングの打ち替えなど、塗装以外の補修も含めて計画することで、次の塗り替えまで安心して暮らせる状態になります。

松戸市の二瓶工務店では、外壁・屋根・付帯部を丁寧に調査し、写真を使った分かりやすいご説明と、内訳の明確なお見積もりをお出ししています。「うちは同時に塗装したほうがいいのか」「屋根の状態を見てほしい」といったご相談も、無料診断で対応しております。松戸市をはじめ柏市・流山市・市川市など千葉県北西部の方は、お気軽にお問い合わせください。

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