年末・年始の外壁塗装はおすすめ?工事時期と業者の繁忙期
「年内にきれいな家で新年を迎えたい」「年末年始の休みを利用して工事を進めてほしい」と考える方は少なくありません。一方で、「年末年始に工事を頼むのは業者に迷惑ではないか」「年をまたぐと何か問題があるのか」と不安に思われる方もいらっしゃいます。
この記事では、外壁塗装業者の繁忙期と閑散期の年間サイクル、年末年始に工事を依頼する場合のメリットと注意点、年をまたぐときのスケジュールの組み方を解説します。松戸市周辺で工事時期を検討している方の参考になれば幸いです。
外壁塗装業者の繁忙期と閑散期
外壁塗装の依頼は、1年を通して均等にあるわけではありません。一般的に、気候が安定する春(3〜5月)と秋(9〜11月)に依頼が集中し、この時期は多くの業者が繁忙期を迎えます。特に秋は、「夏の暑さが落ち着いてから」「年内に終わらせたい」という要望が重なり、1年で最も混み合う時期です。
反対に、梅雨から真夏にかけての6〜8月と、年末年始を含む12〜2月は、依頼がやや落ち着く閑散期にあたります。ただし「閑散期=工事ができない時期」ではありません。千葉県北西部の冬は晴天が多く、条件を守れば塗装は問題なく行えます。閑散期は業者の予定に空きがあり、打ち合わせや工程に余裕を持てるという利点があります。
図:外壁塗装の年間の繁忙期・閑散期(目安)
年末年始に工事は行われる?
多くの塗装業者は、12月29日前後から1月4日前後まで休業します。職人も休みに入り、塗料や資材の問屋も休業するため、この期間に塗装作業そのものが行われることは基本的にありません。「年末年始に工事を頼みたい」というご希望は、正確には「年末年始の休み前に終わらせる」か「休みを挟んで年明けに続きを行う」のどちらかになります。
年内完工を目指す場合、工期が2週間前後の外壁塗装なら、12月の前半には着工しておく必要があります。冬は乾燥時間が長くなり工期が延びやすいため、12月中旬以降の着工で「年内に必ず終わらせる」というのは、日程的にかなり厳しくなります。
一方、「年をまたいでも構わない」という方であれば、12月中旬に着工し、年明けに残りの工程を進めるというスケジュールも可能です。この場合は、休業中に足場がかかったままになることを前提に計画を立てます。
年末までに終わらせたい場合のスケジュール
「きれいな外壁で新年を迎えたい」という場合、逆算してスケジュールを組むことが大切です。一般的な2階建て30坪前後の住宅で外壁塗装のみなら工期は10〜14日程度、屋根塗装も同時に行うなら14〜20日程度が目安です。冬は乾燥時間の都合で日数が延びやすいため、さらに数日の予備日を見ておきましょう。
また、着工前には現地調査、見積もり、色の決定、近隣への挨拶といった準備期間が必要です。現地調査から着工までは、通常でも2〜4週間ほどかかります。年内完工を目指すなら、遅くとも10月中には業者に相談し、11月中に契約・色決めを済ませ、12月上旬に着工するのが理想的な流れです。
| 時期 | 年内完工プラン | 年またぎプラン | 年明け着工プラン |
|---|---|---|---|
| 10月〜11月 | 現地調査・見積もり・契約・色決め | 現地調査・見積もり・契約 | 現地調査・見積もり |
| 12月上旬 | 着工(足場・洗浄・下地処理) | 色決め・近隣挨拶 | 契約・色決め |
| 12月中旬 | 外壁・屋根の塗装工程 | 着工(足場・洗浄・下地処理・下塗り) | — |
| 12月下旬 | 付帯部・検査・足場解体・完工 | 休工前に区切り、足場を点検して休業 | — |
| 1月上旬〜中旬 | — | 中塗り・上塗り・付帯部・検査・完工 | 近隣挨拶・着工 |
| 1月下旬〜2月 | — | — | 塗装工程・検査・完工 |
表のとおり、年内完工プランは秋の繁忙期に相談を始める必要があるため、業者の予定が埋まっているケースもあります。早めの相談が何より大切です。
年をまたぐ工事で注意したいこと
年末年始の休業を挟んで工事を続ける場合、いくつか知っておきたい点があります。まず、休業中は足場と養生シートがかかったままになります。足場は正しく組まれていれば安全ですが、強風への備えとして、休業前にシートの一部をたたむ、固定を点検するなどの対応を業者が行うのが一般的です。
次に、工程の区切り方です。塗装は「下塗りまで終えて休む」「高圧洗浄と下地処理まで終えて休む」といったように、区切りの良いところで休業に入るのが理想です。塗り重ねの途中で長期間空けてしまうと、塗料によっては塗り重ねの可能な期間を超えてしまい、表面を再び整える作業が必要になることがあります。使用する塗料の仕様を業者が把握し、適切なところで区切ってくれるかを確認しましょう。
さらに、休業中の連絡体制も確認しておきたい点です。強風や積雪など万一のことがあった場合に、どこに連絡すればよいのかを事前に聞いておくと安心です。
年末年始に工事を頼むメリット
年末年始をまたぐ、あるいは冬の時期に工事を依頼することには、いくつかのメリットがあります。第一に、業者の予定が取りやすいことです。秋の繁忙期には1〜2か月待ちになることもありますが、12月後半から1月にかけては比較的空きがあり、希望に近い日程で着工できる可能性が高まります。
第二に、打ち合わせに時間をかけやすい点です。繁忙期は業者側も複数の現場を抱えており、色決めや細かい相談がやや駆け足になりがちです。閑散期は担当者と落ち着いて相談できるため、納得のいく色選びや工事内容の決定がしやすくなります。
第三に、千葉県北西部の冬は雨が少なく、天候による中断が起こりにくいことです。秋は台風や秋雨で日程がずれることもありますが、冬の晴天の多さは工程管理のうえで大きな味方になります。
年末年始に工事を頼むデメリット
一方で、デメリットも正しく理解しておく必要があります。最大の注意点は、工期が長くなりやすいことです。日照時間が短く、気温が低いため塗料の乾燥に時間がかかり、年末年始の休業も加わると、着工から完工まで1か月近くかかることもあります。「早く終わらせたい」という方には向かない時期と言えます。
また、年末は帰省や来客、大掃除など家庭の予定が立て込む時期でもあります。足場がかかった状態で来客を迎えることに抵抗がある方や、洗濯物を外に干せない期間が長引くことが気になる方は、年明け着工にするなど時期をずらす選択も検討しましょう。
もうひとつ、年末は「年内に工事を」という駆け込みの依頼を狙った訪問営業が増える傾向があります。「年内なら特別価格」「今すぐ契約すれば間に合う」といった即決を迫る提案には注意が必要です。
注意:工事時期を急がせる営業には慎重に対応しましょう。適正な見積もりは現地調査に基づいて出されるものであり、「年内限定の値引き」で判断を急がせる必要はありません。
時期別の検討ポイント比較
工事の時期は「いつが一番良いか」よりも、「ご家庭の事情と建物の状態に合うのはいつか」で考えるのがおすすめです。時期ごとの特徴を一覧にまとめましたので、ご自身の優先順位と照らし合わせてみてください。
| 検討ポイント | 春・秋(繁忙期) | 夏 | 冬・年末年始 |
|---|---|---|---|
| 予約の取りやすさ | 取りにくい(1〜2か月待ちも) | 比較的取りやすい | 比較的取りやすい |
| 天候の安定 | 安定。ただし台風・長雨あり | 梅雨・夕立で中断しやすい | 晴天が多く中断しにくい |
| 工期の目安 | 標準的 | 標準的(雨で延びる) | やや長め(乾燥・休業) |
| 打ち合わせの余裕 | 少なめ | ある | ある |
| 向いている方 | 標準的な時期に確実に進めたい方 | 暑さが気にならず予定が柔軟な方 | 時期を急がず、落ち着いて進めたい方 |
なお、外壁にひび割れやシーリングの剥離、屋根の棟板金の浮きなど、雨漏りにつながる劣化がある場合は、「時期を選ぶ」よりも「早めに直す」ことが優先です。劣化が進んでから塗装すると、下地補修の費用が増えてしまいます。
時期にかかわらず大切な「余裕のある計画」
どの時期に工事をするにしても、共通して大切なのは、余裕のある計画を立てることです。外壁塗装は、現地調査から完工まで通常1〜2か月、繁忙期ならそれ以上かかります。「年内に」「新年度までに」といった目標がある場合は、その2〜3か月前には業者への相談を始めましょう。
また、天候や乾燥時間による工期の延長はどの季節でも起こり得ます。工程表には予備日が含まれているか、延びた場合の連絡はどう行われるかを事前に確認しておくと、工事中の不安が減ります。松戸市や柏市、流山市など千葉県北西部では、冬の強い北風で養生シートが煽られることもありますので、足場の固定や点検についても説明を受けておくと安心です。
ポイント
年末年始の工事は「年内に終わらせる」「年をまたぐ」「年明けに始める」の3パターンから、ご家庭の予定に合うものを選びましょう。どのパターンでも、早めの相談が希望の日程を実現する近道です。
松戸市で工事時期にお悩みの方へ
外壁塗装業者の繁忙期は春と秋、比較的空いているのは夏と冬です。年末年始は業者が休業するため、年内完工なら12月上旬までの着工、年をまたぐなら区切りの良い工程で休業に入る計画が必要です。冬は予約が取りやすく天候も安定しているため、工期にゆとりを持たせれば、落ち着いて工事を進められる時期と言えます。
松戸市の二瓶工務店では、ご家庭のご予定に合わせて、年内完工・年またぎ・年明け着工のいずれにも対応したスケジュールをご提案しています。「年内に間に合うか知りたい」「年末年始に足場がかかったままで大丈夫か不安」といったご相談も、現地調査のうえで具体的な工程表とともにご説明いたします。外壁・屋根の無料診断、お見積もりはお気軽にお問い合わせください。