屋根のサビは放置NG。原因と正しい補修方法を徹底解説
「屋根に赤茶色のサビが出ている気がする」「まだ穴は空いていないから大丈夫だろう」そう思って放置してしまう人は多いですが、屋根のサビは"放置すると確実に被害が拡大する劣化症状"です。
特に金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板など)は、サビの進行=屋根材の寿命短縮を意味します。
本記事では、
- 屋根にサビが発生する原因
- 放置すると起こる深刻なリスク
- サビの種類と進行度
- 自分でできる対応と限界
- 正しい補修方法と費用感
を、専門知識がなくても分かるように解説します。
なぜ屋根にサビが発生するのか
屋根のサビは、金属が水分と酸素にさらされ続けることで起こる化学反応です。
特に次の条件が揃うと、サビは一気に進行します。
- 雨・湿気が多い
- 塗膜(塗装)が劣化している
- 傷や剥がれがある
- 海沿い・交通量が多い地域
屋根は常に紫外線・雨風を受けているため、塗装による保護が弱くなると、一気にサビが表面化します。
屋根のサビを放置するとどうなる?
① サビは自然に止まらない
サビは一度発生すると、何もしなければ確実に広がります。
表面のサビ → 内部へ浸食 → 穴あき、という流れをたどります。
② 雨漏りの原因になる
サビが進行し、屋根材に穴が空くと、そこから雨水が侵入します。
この段階になると、
- 屋根下地の腐食
- 天井・壁への雨漏り
- 修理費用の高額化
と被害は一気に拡大します。
③ 補修では済まなくなる
初期なら数万円で済む補修が、放置すると、屋根全面塗装・カバー工法・葺き替えと、数十万〜百万円単位の工事になることも珍しくありません。
屋根のサビには種類がある
① 表面サビ(初期)
- うっすら赤茶色
- 触ると粉がつく
- 穴は空いていない
→ 早期補修で対応可能
② 進行サビ(中期)
- 色が濃くなる
- 凹凸が出てくる
- 塗装が剥がれている
→ 専門的な補修・塗装が必要
③ 腐食サビ(末期)
- 穴あき
- 屋根材が薄くなっている
- 触ると崩れる
→ 部分交換〜大規模工事が必要
自分でできる対応策【できること・できないこと】
自分でできる範囲
※安全第一が前提です。
- 地上からの目視確認
- 双眼鏡などでのチェック
- ベランダや低所屋根の確認
また、軽度の表面サビであれば、サビ止めスプレー・防水塗料による一時的な応急処置は可能です。
絶対に無理をしてはいけないこと
- 屋根に登る
- 高所での作業
- 原因不明のまま塗る
屋根からの転落事故は非常に多く、命に関わるため絶対に避けてください。
正しい屋根サビ補修の方法(専門工事)
① ケレン作業(サビ落とし)
ワイヤーブラシ・電動工具でサビを除去し、下地を整えます。
② サビ止め塗装(下塗り)
ここが最重要工程。サビの再発防止・塗膜の密着性向上を行います。
③ 上塗り塗装
屋根専用塗料で保護。耐候性・防水性を回復させます。
屋根サビ補修の費用目安
あくまで一般的な目安です。
- 部分補修:3万〜10万円
- 屋根塗装:40万〜80万円
- カバー工法:80万〜150万円
- 葺き替え:100万円以上
早期発見・早期対応が最も安く済むのは間違いありません。
こんな場合は早めに専門業者へ
- サビが広範囲に出ている
- 穴あきが確認できる
- 雨漏りが発生している
- 築10年以上経過している
信頼できる業者は、
- 状態を写真で説明
- 補修・塗装・交換の選択肢を提示
- すぐ高額工事を勧めない
という特徴があります。
まとめ|屋根のサビは「初期対応」がすべて
- 屋根のサビは自然に治らない
- 放置すると雨漏り・高額修理につながる
- 初期なら補修で対応可能
- 無理なDIYは危険
- 判断に迷ったら点検が最優先
「まだ大丈夫」が一番危ない。屋根のサビは、見つけた時点で対処することが家とお金を守る最善策です。